教えて達人 - ネットde事例検討
2021年10月
[5] | 2021/11/03 18:52 |
---|---|
50歳代 静岡 養護教諭 |
【SLIPERより】 健康観察はアプリのみでは代用できないでしょう。 その理由は、学校で行われる健康観察は2つの目的があるからです。 ① 通常の健康観察:健康観察は、「学級担任をはじめ、教職員により行われる健康観察は、日常的に子どもの健康状態を観察し、心身の健康問題を早期に発見して適切な対応を図ることによって、学校における教育活動を円滑に進めるために行われる重要な活動である。」 と文部科学省1)は示しています。多くは朝の会で担任が健康観察を行なっています。 ② コロナ禍の健康観察:基本的な感染者対策として、感染源を断つことを目的に登校時の健康観察を行うことが、学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル2)に示されています。検温・症状の有無を提出させる。(紙・アプリなど) ベテラン養護教諭の「健康観察」は①通常時のものを指し、相談者さんは、②コロナ禍の対応を指していると思います。 結論から言うと、ベテラン養護教諭の言う健康観察も大事、アプリによる感染対策目的の健康観察も両方大事です。コロナ禍では、発熱や、症状の観察はなくてはならないものですが、だからと言って、今までの朝の会の健康観察が全く無くてもいいというものではありません。文部科学省は、体調不良のみならず、心理的ストレスや悩み、いじめ、不登校、虐待や精神疾患など、子どもの健康問題の早期発見、早期対応につながることから、その重要性は増してきていると指摘しており、コロナ禍では更にその重要性が増すと考えられます。 一方でコロナ禍以前の学校現場の健康観察はどうだったでしょうか。重要だと言われながらも形骸化していませんでしたか?よくある風景として、朝の会で保健係が点呼をとる。担任はサインし、出欠席だけ把握して心理面までフォローする健康観察にはなっていないことがあります。そのような学校では、健康観察の目的は②であり、アプリのみで良いという議論になるかもしれません。 コロナ禍をきっかけにアプリを導入したことは良いことだと思います。メリットも大きいですよね。ただ、養護教諭として健康観察の2つの目的をきちんと理解し、両方を網羅できるよう工夫をしていきましょう。 例)健康観察アプリに、検温の入力だけでなく、コメントを入れる欄があり、その欄に悩みを書くことで生徒の様子を把握している学校もあります。 1)「教職員のための子どもの健康観察の方法と問題への対応」 文部科学省 https://www.mext.go.jp/content/20240322-mxt_kenshoku-000031772_1.pdf (2025.3.30) 2) 学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルhttps://www.mext.go.jp/content/20230427-mxt_kouhou01-000004520_1.pdf (2025.3.30) |
[4] | 2021/10/19 20:43 |
50歳代 東京 養護教諭 |
健康観察を廃止にしてみて、各担任の反応はどうですか。 健康観察を廃止にしてみて、保健室として不便さを感じる点は何ですか。 また、良かったと思える点は何ですか。 まずはご自身の勤務校内での評価をしっかりしてみましょうよ。 コロナ禍でアプリ等を活用する機会も増え、たしかに、 従来の様になんでもかんでも紙で対応する時代から、次の時代へ変化しています。 健康観察簿は無くしたけれど、健康観察は無くした訳ではないのでは。 担任の先生方には、 健康観察簿は有りませんが、いつもの通り朝の会で、生徒たちの顔をよく観察して 「具合が悪いのかな」「いつもより元気ないな」等、気にかけて下さい。と、 お願いするだけで良いかと思います。 |
[3] | 2021/10/15 14:13 |
30歳代 宮崎 養護教諭 |
特別支援学校に勤務しています。 GIGAスクール構想などで、 一気にiPadなどのデバイスを使う機会が増えました。 現在は、紙媒体の健康観察簿を使用しています。 担任が登校後の体温や体調などを記入し、生徒が提出します。 以前私は病院に勤務していたので、電子カルテになじみがあり、 紙媒体を廃止して、各学級からデータを管理者(養護教諭)に 転送することができればな・・・と夢見ていました。 (担任も、保健室も楽になるのかもと感じます。) 技術の進歩でアプリが開発されていますし、いつか活用できればと思っています。 さて、質問者さんの活用では、保護者の方に入力していただくスタイルのようですね。 学校では言いにくい症状等をアプリで入力できる点はいいなと思います。 また、集計なども容易になるのではと推測します。 たしかに対面で確認することで、その子の表現力を伸ばしたり、 顔の表情(マスクで十分見れませんが)も見たりしながら観察ができるかもしれません。 どちらのやり方も一長一短かなと感じます。 デジタル化やコロナ対策でやり方を変えることも必要ですし、 かといって面倒だから・・・と保健室サイドの都合で変えすぎてしまうと、 本来の目的が無くなってしまうのでは、と私も気を付けているところです。 目的と効果が合っていれば、いろいろなやり方でも良いのかな、と感じます。 (回答になっておらずすみません。) |
[2] | 2021/10/10 10:18 |
40歳代 三重 養護教諭 |
私の学校では、以前までは担任が朝の会で出欠席やその日の朝の健康状態を確認し、一覧表に記入し、養護教諭が毎朝それを集計する形をとっていました。今では、遅刻・欠席・早退は学年主任が学年分まとめて、朝職員室にあるボードに記入しています。養護教諭が毎朝集計するということはありません。健康観察は担任だけ、養護教諭だけがするものではなく、その学級に出入りする教員全員がその意識を持って行うものだという認識で、朝だけでなくて毎時間授業の度に先生方には生徒の様子を観察してもらうようにお願いしています。ですから、やはり出欠席だけ管理しているのでは健康観察として完全だとは言えないと私も思います。何か気づくことがあったら、記録をとっておいてもらった上で、声がけをしたり、担任や養護教諭に連絡してもらうようにしています。 | [1] | 2021/10/10 10:18 |
30歳代 静岡 養護教諭 |
私の学校は全校生徒300人の中学校ですが、コロナ禍で検温を記載した紙を健康観察カードとして毎日提出させています。コロナ以前は、朝の会で、保健委員会が健康観察カードの一覧表を使って健康調査をしていました。朝の会も短縮されたこと、紙で健康観察ができることから、「健康観察」という時間は設けていません。紙を集める時間が健康観察の時間といえばそうなりますが、ここでベテラン養護教諭のいう、生徒の顔を見ながらというのとは少し違う気がします。私の学校では、コロナ対策のために熱があるかないかのチェックという意味になっています。 |