教えて達人 - ネットde事例検討
2021年11月
[6] | 2021/12/03 17:48 |
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50歳代 静岡 養護教諭 |
【SLIPERより】 ・「養護教諭になることはたっての願いだったのに、こんなこと思うの、私だけ?」と気づきがあったのはとても大切なことです。つまり、楽しんでいることがつまらなく感じる、いつもなら平気なことがイライラするなどは、ストレスのあらわれかもしれません。自分は大丈夫と過信してしまい、知らず知らずのうちにストレスが蓄積していたのかもしれません。 ・ストレスがたまると、私たちの心身には様々な変化があらわれます。変化に早めに気づけば、心身を休め、ストレスを取り除くなどの対処ができ、心の不調を未然に防ぐことができます。教職員のメンタルヘルスについて文部科学省も対策に取り組みセルフケアを促進1)することの重要性を述べています。自分を責め、自らを追い込んでしまうことがないように、まずは以下の点について自分の心に聞いてみましょう。 ・・養護教諭ならば生徒はみんな大好きでなければならないと強く思い、生真面目に考えていませんか。自分の信条にとらわれ過ぎていると、たまたま相性が悪い生徒と接した際に「これでは養護協教諭失格ではないか」などと、ひどく落ち込んでしまいます。「生徒全員を好きでいることにこしたことはないけれど、好きでなくとも構わない」「これだけ多くの生徒がいれば相性の悪い生徒はいる。相性はイマイチでもプロとしての仕事はしよう」と、柔軟に考えましょう。 ・・コロナ禍で消毒作業や発熱生徒の対応などの業務が増え、私がやらなければと無理を重ねていませんか。仕事の多忙さと量の多さはメンタルヘルスに響きます。負担がかかっているのならば、養護教諭でなくてもできる「掃除」や「給食」、「部活動」などの仕事は周りの教員にお願いし、自分の仕事のペースを落としたり、目標値を下げたりしましょう。すると、気持ちに余裕が出て生徒に大らかに接することができます。 ・・相談するのが苦手で、何でも一人で解決せねばならないと思っていませんか。学級担任や教科担任、または部活動の顧問に話してみたらいかがでしょう。「俺も、苦手なんだよ…アイツさ、こんなこと言うんだぜ・・」なんて話も出て、案外あなた一人だけが思っていたことではないかもしれませんよ。 ・そして、先輩や同僚の養護教諭、研究会の仲間に相談してはいかがでしょうか。養護教諭の悩みは養護教諭にしか分からないかもしれません。なんと言っても「互いに話を聴き合うこと」は特効薬です。「私もそう思ったことあるよ」といわれ、心が軽くなるかもしれませんよ。 ・「真面目な自分」「実直な自分」と距離を置いて、「自分を眺めているような自分」を作って「この生徒、なんか、めんどくさいな~って思っちゃったりして」と笑って話しましょう。まだ3年目です、弱音を吐いてみませんか。 ・ ・1)資料1 教職員のメンタルヘルス対策に関する主な意見等の整理 ・https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/088/shiryo/attach/1324486.htm (2025.3.30) |
[5] | 2021/12/01 23:01 |
60歳代以上 海外 元養護教諭 |
「なりたくて、なりたくて、なった養護教諭、、、」とのこと。「なりたい」理由は何だったのでしょうか。仕事の内容に興味がある、子供が好き、憧れの先輩がいた、昔、保健室でお世話になったなど。反面、仕事が楽そう、給料がいい、職場で一人がいい、産休など待遇がいいなどなどでしょうか。 いずれにしても、養護教諭3年目のあなたはまだまだ新人です。こんなこともあって当然。しかし、どんな仕事であれ、個人的な好き嫌いは通用しません。専門職、養護教諭として、嫌な子でも適切に対応することが任務なのですから。初心に戻って、なりたかった理由を思い起こしてかんばってください。職場でも一人くらいは話しやすい人がいるでしょう。気軽に話してみてはどうでしょうか。みんな同じような経験をしていると思います。 |
[4] | 2021/11/28 00:20 |
50歳代 東京 養護教諭 |
投稿を拝見しました。 子どもが100人にいれば100人の、1000人いれば1000人の個性があり、自分とは性格、考え方、物の見方、感情の表現方法などが違うのは仕方がないことです。しかし、投稿にあるような「この子嫌だな」「この子とは合わないな」という感情を表に・・・特に子どもにわかるような態度をしているのならあなたはプロの養護教諭として失格だと思います。 レストランやショップなら、オーナーの権限で嫌なお客さんや嫌いなお客さんを「出入り禁止」にすることが出来ますが、学校や保健室はそのようなことはできませんし、してはいけない場所です。 そして、教員は「自分の感情をコントロールして誰にでも平等に接する」ことが求められる仕事だと思います。 子どもは何か訴えたいことがあって保健室に来ているのかもしれません。それを伝えるのに時間がかかっていて、頻回来室しているのではありませんか? また、相談できる人がいないとのことですが、周囲の先生や子どもに対して自分から壁を作っているのではありませんか? あなたが「この人と合わないな」と思えば、おそらく相手も「あなたと合わない」と感じていることを念頭において、対応を考えてみると良いと思います。 |
[3] | 2021/11/14 14:46 |
20歳代 東京 養護教諭 |
ひとりで抱え込むのが一番良くないです! ここに投稿してくれて、ありがとう、これが解決への一歩です。 生徒のことを嫌いだなんて思ってはいけない、思ってしまう自分は 養護教諭であってはならない。などと、極端に考え過ぎていませんか? 職場に話しやすい職員がいなければ、他の学校の養護教諭や、 年齢が近い社会人、共通の趣味の知人等、誰でも良いと思います、 まずは相談してみてはいかがですか。 嫌いだと言うことに抵抗あれば、 「保健室に頻回に来る生徒に困っていることがあって…」と 気軽に話してみてはいかがでしょう。 「私もそういうのあるよ、分かる」と言われるかも。 愚痴や悩みは根本が解決しなくても、人に話しただけで けっこう気持ちが楽になったりすることがありますよ。 |
[2] | 2021/11/14 14:32 |
40歳代 神奈川 養護教諭 |
大規模校にご勤務ですか?または、生徒指導問題の多い学校に ご勤務ですか?多くの生徒が保健室に押し寄せ、対応に疲れた のではないでしょうか。コロナ禍で仕事も増え、疲弊したのでは。 話せる同僚がいないとのこと。校内に協力的な教員がいないのでは ないでしょうか。職員室の雰囲気や組織としての協力体制は。 そんなに強い憧れがあって養護教諭になったのだから、辛くなって しまう理由が、それ相当にあるのではないかと思います。 まずは身体を休めて、元気を取り戻しましょう。そうしたら初心に 戻り、養護教諭になりたいと思った学生の頃を思い出しましょう。 |
[1] | 2021/11/03 20:52 |
30歳代 静岡 養護教諭 |
あります。あります。私も20代の時、自分の中に、嫌いな子供がいるということは、あってはならないことと思っていました。でも、養護教諭の集まりで愚痴ったら、そういう子供がいない人の方が少ないということがわかってほっとしたのを覚えています。 職場で、相談できないというのもつらいですね。養護教諭でない若い先生も相談者さんと同じ思いを抱えていると思います。深刻にならないで、「私苦手な子がいるんですよ」と、話してみるのはどうでしょうか。 |