教えて達人 - ネットde事例検討
2022年8月
[6] | 2022/09/03 14:46 |
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50歳代 静岡 養護教諭 |
【SLIPERより】 マスク着用は幼児の脳と心に及ぼすリスクがあるとの報告が出始めています。 子どもの脳と心を育む環境を作るためには、コロナ禍であっても、できる範囲で他者との身体接触を表情豊かに介したコミュニーションを経験できる時空間を子どもたちに提供していくことを念頭におきましょう。 思春期の特徴として、他者の目をとても気にする時期です。マスクをつけることで、自分の顔を隠せるという安心感を持っていた生徒もいることを理解しましょう。また、同調圧力も大きい年代です。マスクを外す場合もプレッシャーをかけないで個々の判断を優先する雰囲気を作って行きましょう。 マスク着用は、必要な場面で行うよう、まず、大人が手本を見せましょう。 (参考) https://www.jiji.com/jc/v4?id=2110myowa0004 (2025.3.30) https://www.frontiersin.org/research-topics/19821/language-development-behind-the-mask (2025.3.30) https://toyokeizai.net/articles/-/590736?page=3 (2025.3.30) https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD2811E0Y2A220C2000000/ (2025.3.30) https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220609/k10013660631000.html(2025.3.30) 教員側の意識改革が必要ですね。感染対策との両立を測りながら過度なマスク着用をさせないようにする必要があるでしょう。 現実は、「距離が取れない時は原則マスク」のため学校生活はほとんど距離がとれないので、常時マスクということになりやすいです。しかも子供は忘れやすい、しっかりできない子供もいるという理由から、常時マスクという指示になりやすいことが考えられます。 「自力」という教育目標を上げている学校も多い中で(「自分で考える力」を育てるという意味)同調圧力の除外に努めることが必要です。 |
[5] | 2022/09/03 12:58 |
60歳代以上 海外 元養護教諭 |
「顔パンツ」ですか。あまりにも絶妙な表現に笑ってしまいました。 アメリカでは学校現場でもほとんどマスクは使用していません。都会のレストランやスーパーなどの従業員でさえしなくなりました。もともと、覆面やマスクは強盗や悪漢のイメージしかなく、コロナが始まった頃、マスクをしているアジア人は殴られたりしたこともありました。 思春期特有な心理はわかりますが、そもそもマスクは感染予防としての効果はありませんし、教育的な意味での効用もありません。生徒たちもわかっていながらはずさない。それなら、学校の方針として「学校内ではマスクをしない」という規則を作ればいいと思います。「制服を着る」「ヘアダイはいけない」「いじめはダメ」というより適切な理由があるのですから指導は容易なのではないでしょうか。 日本の教育のよくないところは、「考えない人」をつくっているということだと思います。 「どうしてマスクがいけないの」と題して、生徒たちによく考えて自分の意見をまとめてくるよう課題を出したらどうでしょう。「マスクの不可」と題してディベートもいいかもしれません。いまや、調査研究する方法も情報もあふれています。先生方も生徒の意見に科学的、理論的に適切に対応できるよう研鑽を積んでおくことですね |
[4] | 2022/09/02 18:17 |
40歳代 新潟 養護教諭 |
中学で養護教諭をしています。 生徒はマスク、外せないですね。「顔パンツ」というんだそうです。それくらい、外したくないということだと思います。思春期特有の自意識もあると思いますので、ある程度仕方ない部分もあると思っています。マスク以外にも、本校ではダブッとした長袖のジャージを夏でも着たがる生徒が多くて困っております。これも似た問題だと感じています。コツコツ、マスクをつけるべき場面、外していい場面を、科学的根拠をもとに子供たちに伝えていくことは続けようと思っています。私自身も生徒のお手本になるべく、マスクの着脱を心がけています! | [3] | 2022/08/21 11:44 |
30歳代 東京 養護教諭 |
大人の私でも (マスクの下は化粧してないし、口紅塗り直すのかー、 と思うと)、外すのが億劫になります。 ことに、日本人は同調圧力が有り、周りと違うことが出来ません。 思春期の中高校生はそれが強く、人前でマスクを外し顔を見せるのが 恥ずかしいと思ってしまうこと。 あの子、マスク外して…と、言われてまうのが怖いのです。 しかし、最近、お盆休みの影響か全国最多の感染者数なので、 マスクを外すことを推奨するのが正直難しいところです。 今はまだ熱中症予防の観点からの指導が養護教諭としては実行しやすいかと。 これから感染状況が落ち着いて来ると、この問題への論議も表面化すると思うので、 人目が気になる日本特有の心理的な面を理解した上での対応や指導のアプローチを カウンセラーと共に考えていってみてはどうかと思います。 |
[2] | 2022/08/21 08:40 |
50歳代 静岡 養護教諭 |
「マスクは不必要場面で外す」と言っても、生徒は外したがらない。現場での実感です。 しかも、理由は、「感染が怖い」ということではなく、「顔を見られることが恥ずかしい」ということであることも、全く同感です。 今までは、マスクをするように努めてきた学校現場ですが、子どもたちに与えている心理影響を考えると、一刻も早く、マスクを外すことを伝えて行った方が良いと思います。 私は、できるだけ、不必要な場面ではマスクを外しています。自分自身がマスクを外すことのお手本になるよう心がけています。 学校現場では、指導のしやすさから一律にマスクをつけることを求める傾向にあると思います。そういった一律の指導は行き過ぎであることについても声を上げるようにしています。 |
[1] | 2022/08/10 14:44 |
30歳代 山口 養護教諭 |
コロナ流行以前に問題となっていたことを思い出します。中学生がかぜやインフルエンザなどの感染症での理由ではなく、顔を隠したい(自信がない)との思いから、マスクを取らなかったということが問題になっていました。ですから、今後コロナが終息してもマスクを外さない子どもが多く出てくると思います。大人でも、マスクをしていると安心、という声が多く聞かれるくらいですから。マスクの必要がなくなった際には、まずは大人がマスクを外していく必要があるとは思います。しかし、中学生のマスクは思春期特有の心理もあっての行動なので、その辺を考えた上での対策が必要かと思います。 |