スキルラダーとは
養護教諭のスキルを階段別(はしご状)にしたものを言います。
スキルラダーを用いることで、今、自分が持っているスキルを評価できます。
なぜスキルラダーという言葉を用いるのか
理由は2つあります。
看護師等は、クリニカルラダーという言葉を使っていますが、日本の養護教諭制度では、クリニカルという言葉は、馴染まないと考えました。
養護教諭の職務を行うためには、知識に加えて、職務を効率的かつ、効果的に行うための洞察や技術も必要です。知識、洞察、意思決定、技術を統合した言葉として、スキル、という言葉を用いています。
スキルの段階に応じた、系統的な研究計画を組むことができます。
また、研修後に到達度を確認することで、研修の成果を評価できます。
業務・段階ごとに、到達目標に応じた具体的な到達度を示しています。
スキルラダーを使ってスキルアップ!
■ 自分のスキルがチェックできる。
養護教諭個人として
スキルラダーを活用することで、自分の実践を振り返り評価することができます。
その上で自分が獲得すべきスキルが明確になり、研修への意欲を持つことができます。
養護教諭個人として
スキルラダーを活用することで、自分の実践を振り返り評価することができます。
その上で自分が獲得すべきスキルが明確になり、研修への意欲を持つことができます。
■ 業務別でチェックしやすい。
11の業務ごとのスキルを提示しています。
①救急処置 ②健康診断 ③疾病予防・管理
④安全管理 ⑤環境衛生 ⑥保健教育
⑦健康相談 ⑧ケースマネジメント
⑨保健室経営 ⑩保健組織活動
⑪自己研鑽
目標と到達度でチェック
■ スキルラダーの目標
スキルラダーの目標
11の業務ごとに、各段階の到達目標を示しています。
業務ごとの到達度
業務・段階ごとに、到達目標に応じた具体的な到達度を示しています。